未来型医療創造卓越大学院プログラム

2022年10月26日

ニュースレポート成果発表

Falling Walls Lab in SENDAI 2022に参加(レポート 野本達也)

未来型医療創造卓越大学院プログラム生
医工学研究科医工学専攻(修士1年)
野本 達也

[概要]
名称:Falling Walls Lab SENDAI
日時:2022年9月22日
時間:13:30~18:00
会場:ハイブリット 東北大学 知の創出センター,オンライン
発表者数:17人

実施内容:
自身の研究を2分30秒にまとめ、英語で発表した。準備期間の2か月間で、原稿の作成、推敲、発表練習を行った。またラジオやテレビの番組パーソナリティーとして活躍されている、こはたあつこ先生に原稿や発表資料,プレゼンテーションの手法など全体を通して指導していただいた。

所感:
自分の研究を簡潔にまとめる行為を通じて、最も重要な要素が何か、また分野外の人にも分かるように説明するにはどうすればよいかについてじっくりと向き合うことができた。それと同時にその難しさを知った。研究の重要性を説明するにはその細部まで話したくなるが、短い時間制限のためにそれらを必要最低限に切り,なおかつ聞き手が引き込まれるような発表にする必要があった。すなわち,客観的な視点から強いインパクトを与えられる事柄を,熱く訴えかけることである。実際にそのような発表を作るのは大変だったが,自分の研究のもっとも重要な要素は何か,発表をするうえで重要な要素は何かを学べたと思う。

また準備期間を通して全面的にサポートしていただいた、こはた先生の熱いレクチャーも非常に印象的だった。研究者とは違う視点から多くのアドバイスを受けることができ、また盛り上がる発表ができるよう真摯に付き添って考えていただき、とても良い刺激となった。どうしても原稿を一度書き上げた後に推敲をするのは億劫になってしまうものだが、こはた先生の熱い励ましで前向きに取り組むことができた。今回は研究者が苦手な感情表現についても様々なレクチャーを受けることができ、発表方法に幅を持つことができたように感じる。

また上述の行為が全て英語の発表に向けられたことから、英語に対する勉強になったことはもとより、さらなる英語力獲得に向けて大きなモチベーションとなった。実際に、これを機に筆者は先生に教わったオンライン英会語レッスンを始めた。

最後に、全体を通して支えてくださったこはた先生、FWLS事務局の影山先生、イベントに関わった全てのスタッフに感謝の意を表し、締めとしたい。

【関連サイト】
https://www.tfc.tohoku.ac.jp/fwls/report.html

※発表時のみ周囲のコロナ感染対策のうえマスクを外しています

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