未来型医療創造卓越大学院プログラム

プログラム概要

東北大学未来型医療創造卓越大学院プログラムは、

  • 社会の第一線で活躍している人と出会うことができる。
  • 医療現場に赴き、医療現場の課題と向き合うことができる。
  • 研究分野の異なる仲間と、未来について真剣に語り合うことができる。

ところです。
全く異なる学部教育を受けてきた学生と共にプログラムに参加し、様々な研究を行っている大学教員、様々な場で活躍する社会人から指導を受けることができます。
このような多様な出会いの中から、新しいものを自ら発見してもらいたいと思っています。
その目標のために学生が所属する部局に加え、東北大学病院、東北メディカル・メガバンク機構、地域医療機関などの協力を得てプログラムは実施されています。

本プログラムに参加する学生は、東北大学大学院医学系研究科、歯学研究科、薬学研究科、生命科学研究科、情報科学研究科、経済学研究科、文学研究科、教育学研究科、医工学研究科のいずれかに所属し、各研究科が求める修了要件を修めるとともに、このプログラムが別途定める修了要件を満たすと、学位記にこの学位プログラムを修了したことが証されます。

未来型医療創造卓越大学院プログラムには、以下の3つのコースを設置します

Data Science
コース

データに基づいた未来社会の福祉・医療の高度化
高齢者の慢性疾患に対する先鋭的な予防・診断・治療法の開発など

Technology
コース

医療と福祉のイノベーションをめざした、新しい技術の開発と実用化
全人的に日常の生活から介護までをサポートするツールの開発など

Society
コース

実践に根ざした、医療・保健・介護の政策の立案および実施
高齢者の医療・福祉の充実を社会の成長と調和させる社会システムの構築など

研修とファシリテーター教員

異なるコースの学生 3名がグループとなり、東北大学病院、地域病院、東北メディカル・メガバンク機構において1 週間ずつのバックキャスト研修を行います。プログラム生は、自らの視点で現場を観察し、現場のニーズを探索します。また、異なるコースの学生が集まるグループのなかで徹底的なブレインストーミングを行うことで、解決策の探索をより深化させます。
学生の主体的な研修の推進や効果的なブレインストーミングを支援するためにファシリテーター教員が研修に同行します。
高学年になると、さらに自らのニーズ探索の成果に応じて、各施設での研修や企業でのインターンシップなどビルドアップ研修へと進みます。

プログラム概要 バックキャスト研修とファシリテーター教員

企業や行政との連携による社会との接点

さまざまな領域のトップ企業からマネジメントクラスやスタートアップ創業者が、セミナーやプログラム生の指導、共同研究の打ち合わせのために来てくださっています。企業や行政機関では何を課題と考えているのか、どのように解決をめざしているのか、生の声を聞き討論することで、プログラム生自らの課題解決のヒントが得られると考えています。

プログラム概要 現場・社会との接点:企業や行政との連携

就学やキャリアパスの支援

プログラム生に対しては、経済的な支援を行っています。
ファシリテーター教員は常に学生と伴走し、学生の修学上の問題について共に考え解決へと誘導します。
このプログラムでは、社会との多様な接点があり、学生は修学中いつでもキャリアパスについて相談することができる場を提供しています。インターンシップの機会も用意しています。

プログラム概要 就学やキャリアパスの支援
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