2025年09月10日
未来型医療創造卓越大学院プログラム生
薬学研究科医療薬学専攻(博士4年)
清水 悠暉
参加学会:第8回放射性薬品科学研究会
受賞:学生口頭発表部門最優秀発表賞(副賞としてアマゾンギフトと来年中国で開催されるThe 13th China-Japan-Korea Symposium on Radiopharmaceutical(CJKSRS2026)の参加費等のトラベルアワード(予定))
2025年9月6日、福岡県福岡市九州大学病院(馬出)キャンパスにて開催された第8回日本核医学会分科会放射性薬品科学研究会に参加しました。本研究会には、放射性薬品科学を専門とする研究者が集い、特別講演1題、口演18題およびポスター発表が終日おこなわれました。
私は「CYP11B2 PETトレーサー[18F]ApaScan の臨床応⽤に向けた前臨床評価と⾃動合成法の確⽴」というタイトルで口頭発表をし、最優秀発表賞を頂くことができました。
[18F]ApaScanは、高血圧症や低カリウム血症を引き起こす、原発性アルドステロン症の画像診断を目指して所属研究室で開発した新規PET薬剤候補化合物です。[18F]ApaScanの詳細な評価として、血液・血漿中代謝安定性や齧歯類で生じる代謝物の評価、および推定化合物の評価といった基礎的な実験から、臨床研究に向けた大学病院施設でのPET薬剤合成とその品質評価まで、広範な研究内容を発表しました。本発表に対して、化合物および代謝物の体内動態や代謝物構造の考え方、臨床応用に向けた留意点など多くの貴重なご意見をいただき、今後の研究を深めるために大変有益でした。
本研究会を通じて得た知見や交流の経験を、今後の研究活動に活かしていきたいと考えています。

