未来型医療創造卓越大学院プログラム

2026年04月28日

ニュースレポート

シンガポール_National University of Singapore (NUS)にて行われたPhD Discovery Programmeに参加に(辻 一志 )

未来型医療創造卓越大学院プログラム生
医工学研究科医工学専攻(博士2年)
辻 一志

 
2026年2月23日から3月13日にかけて、シンガポールのNational University of Singapore (NUS)にて行われたPhD Discovery Programmeに参加しました。このプログラムは自身の研究を如何にしてビジネスにつなげるかを体系的に学ぶものでした。

例えば、自身の研究で取り扱う世の中のProblemと SolutionとのFit、Productと CustomerのFit、マーケットサイズや Competitorの分析などを実践的に行いました。作成した戦略を validationするためにステークホルダーなどに個人でアポイントを取り、何人かにインタビューを行ったことも特徴的な活動で、刺激的な体験の1つでした。
また、このプログラムの最初にはマインドセットとして、キャンパス内の見知らぬ人と物物交換をするということも行ったりと、何もかもが本当に衝撃的な体験でした。

※事前の説明なしに、テーブルの上のアイテムを1つ選び、建物外にでて初めて物物交換の課題を与えられました。(写真左)
※私が選んだのはマックのクーポンで、残念ながら交換はできず。楽しい経験だったものの、非常に悔しかったです。(写真右)

3週間のプログラム中、毎日1 min elevator pitchを練習する機会があり、最初の頃はなかなかうまく話せなかったのが、プログラムの最後の方には1分では時間が余ってしまうくらいにはスラスラとピッチができるようになり、これも大変貴重な経験でした。他にもチームワークでのケーススタディとしてのビジネス案作成とプレゼンテーション、その学びを受けてのIndividual projectのプレゼンなどなど、ここには挙げきれないほど多くの活動ができました。

私の研究の場合、実用まで長い期間を要するものであるため、このプログラムに参加する以前は事業化のイメージが明確ではありませんでした。しかし、今回、ビジネス戦略の立て方を学ぶことができ、それによって、今からでもやらなければならないことがあることもわかったことが大きな収穫でした。

シンガポールは国際マーケットとしても非常に良い場所とも実感でき、また、NUSのオフィスは日本にもあることから、ぜひ将来、NUSのサポートを受けたいと強く実感しました。また、このプログラムには東北大学の他学生のほか、様々な地域・分野の大学からの学生も参加しており、多様な学問、多彩な才知に触れられ、そしてたくさんの貴重なコネクションを得ることもできました。
今回、このような貴重な機会をいただきましたことを関係者の皆様に深く感謝いたします。この度の学びやコネクションを必ず活かして参ります。

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