未来型医療創造卓越大学院プログラム

2022年06月22日

イベントセミナーレポート成果発表

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未来型医療創造卓越大学院プログラム生
医学系研究科 保健学専攻 緩和ケア看護学分野 (修士2年)
南 理央

 

この度、2022年4月12日に「卓越解拓プロジェクト」の成果発表会を開催いたしました。卓越解拓プロジェクトとは、東北大学にある3つの卓越大学院の初めての合同企画です。それぞれのプログラムから有志の学生が集まり“学生主導”で、テーマ設定、事前セミナーでの講演依頼、成果発表会の運営全てを行いました。さらに、東北大学グリーン未来創造機構特任准教授(客員)である株式会社Quizknock CEO伊沢拓司先生にも企画時点からご尽力いただきました。

卓越解拓プロジェクトでは、3月19日に事前セミナーを開催し、講師陣の先生方の講演を通じて「災害」と「リスクコミュニケーション」について学びを深めました。事前セミナーから約3週間の間、学際的卓越混合グループは成果発表会に向けて「災害に備えたコミュニケーション」の課題に対する社会実装を考慮したアイディアを提案するために、伊沢拓司先生に手厚いご指導をいただきながら調査や発表準備を行いました。

4月12日の成果発表会には、東北大学関係者だけではなく、他大学・企業の方含め合計300名近くの方に聴講申し込みをいただきました。以下の4つの学際的卓越混合グループが発表し、伊沢拓司先生・卓越大学院の先生方・企業の方々から質問や講評をいただきました。

グループ1 チーム名:ExCom!(エクスコム)
タイトル:「防災対策を強化するための留学生特化型講義」
グループ2 チーム名:率先避難隊
タイトル:「率先避難者の育成に特化した防災教育アプリの開発」
グループ3 チーム名:SKUTS(スカッツ)
タイトル:「災害ひと目で丸わかり!物件紹介パンフレット!」
グループ4 チーム名:Dr.トクマス診療所
タイトル:「いっしょに行こうよ~ペット同伴避難支援~」

卓越解拓プロジェクトを通じて他分野の学生と協働して同じ目標に取り組むことで、自分の専門分野以外の知識や視野および新たな友達・仲間を得ることができました。また、「社会実装」について、若手実業家である伊沢拓司先生や企業の方からご意見をいただき、研究だけでは得ることのできない実践的な視点を得ることができました。

【謝辞】
企画提案から成果発表会まで半年以上に渡る「卓越解拓プロジェクト」を完遂することができたのは、関わっていただいた全ての方のおかげです。

未来型医療創造卓越大学院プログラム教員・歯学研究科教授の金高弘恭先生には、卓越解拓プロジェクトのファシリテーターとして学生の相談に対して時間を割いていただき、適切なご助言をいただきました。卓越解拓プロジェクトの成功は金高先生のご協力なくしてはありませんでした。心より感謝いたします。

未来型医療創造卓越大学院プログラムコーディネーター中山啓子先生、人工知能エレクトロニクス卓越大学院プログラムコーディネーター金子俊郎先生、変動地球共生学卓越大学院プログラムコーディネーター中村美千彦先生には、卓越大学院合同企画における学生の意向を尊重いただき、コロナウイルスの蔓延や地震などイレギュラーな状況下の中、開催のために多大なるお力添えをいただきました。心より感謝いたします。

共催であるグリーン未来創造機構機構長の佐々木啓一先生には、伊沢拓司先生へのご紹介および取次ぎいただき、誰もが自分ごと化できる企画内容へのご助言を賜りました。心より感謝いたします。

株式会社QuizKnock CEO・グリーン未来創造機構特任准教授(客員)伊沢拓司先生には、企画立案から約半年間並走いただき、企画内容へご助言をいただきました。事前セミナーではご講演いただき、「災害に備えたリスクコミュニケーション」の課題に取り組む各学生グループへ大変熱心なご指導をいただきました。心より感謝いたします。

災害科学国際研究所の越村俊一先生、総合地域医療教育支援部の石井正先生、東京慈恵会医科大学臨床検査医学講座の越智小枝先生、情報科学研究科の乾健太郎先生には、事前セミナーにて「災害」や「リスクコミュニケーション」に関するご講演をいただきました。心より感謝いたします。

未来型医療創造卓越大学院プログラム、人工知能エレクトロニクス卓越大学院プログラム、変動地球共生学卓越大学院プログラム、グリーン未来創造機構の事務の方々には、ポスターの作成、会場の調整、企業への連絡、広報など企画開催のためにご尽力いただきました。心より感謝いたします。

最後に、「卓越解拓プロジェクト」に関わっていただいた全ての方にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。今後とも、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。


※写真撮影時のみ、マスクを外している写真が一部ございます。

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