未来型医療創造卓越大学院プログラム生
医学系研究科医科学専攻(博士3年)
久保田 雄大

 
日本情報通信研究機構（NICT）が主催する「アイディアソン＋仙台」に参加し、『斬新なアイディアを奨励賞』をいただくことができました。

このアイディアソンの趣旨は、今後発達するであろう５G以降の情報通信技術（Beyond 5G）を利活用した、10年後の全く新しい生活様式を考え、提案するということでした。

私たちのグループは、弘前大学工学部の4年生、宮城大学建築学部の3年生、私の3人で取り組みました。
私たちは、普段から自分たちが抱いている不満を出し合い、その中でも、現在の私たちが生きるコミュニティの脆弱性・物理的なつながりの少なさを最重要視しました。そこで人間がより幸せに生きるために、2つの技術を掛け合わせたサービスを提案しました。具体的には、次世代のICT技術を用いた、頼り頼られるコミュニティの創出と、次世代のロボティクス技術を用いた、様々な人が憑依して遠隔操作できる汎用作業ロボットを掛け合わせ、コミュニティ内で、困ったときに物理的に助け合うことができるサービスです。
　
「アイディアソン＋仙台」に参加することで、自分を取り巻く不満や、人間の幸せを追求するために何をしたらよいかといったことを考えることで、今後の研究や、起業をする際のテーマを探るための良い勉強になったと思います。また、日本情報通信研究機構（NICT）様の事業などを知ることができ、今後働いていくうえで協力し合えるつながりができたと感じました。

【関連サイト】
https://www.nict.go.jp/resil/ideathonSendai2022/