未来型医療創造卓越大学院プログラム

2022年10月26日

ニュースレポート成果発表

日本心理学会学術大会にて特別優秀発表賞を受賞(レポート 辻本将之)

未来型医療創造卓越大学院プログラム生
医学系研究科医科学専攻(博士1年)
辻本 将之

日本心理学会学術大会特別優秀発表賞を受賞

2021年9月に行われた日本心理学会第 85 回大会において、公益社団法人日本心理学会学術大会特別優秀発表賞を受賞いたしました。新型コロナウイルス感染拡大の状況に鑑み、オンラインでの開催でしたが、このような賞を受賞することができ大変嬉しく思っております。

私は、「ポジティブ感情制御の神経基盤 -fMRIを用いた方略特異的・共通脳領域の探索-」というタイトルで発表させていただきました。本研究では、様々な方法を利用してポジティブな感情を増加させた際の脳活動について、機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を用いて調査しました。本研究成果は、ポジティブな感情のコントロールに関する神経基盤の理解を広げ、ポジティブな感情を感じることの困難さを特徴とする精神疾患の理解に貢献すると考えられます。

本研究において、多大なご指導とご支援を賜りました、東北大学加齢医学研究所 川島先生、松﨑先生、早稲田大学 齊藤先生に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。また、研究の遂行において多大なるご支援をいただきました、東北大学加齢医学研究所 応用脳科学研究分野、ならびに認知機能発達寄附研究部門の皆様、未来型医療創造卓越大学院プログラムの皆様に心より感謝申し上げます。

今回の賞を励みに、研究に一層精進してまいります。

【関連サイト】
https://psych.or.jp/prize/conf/
※例年、受賞した1年後に表彰式を開催。今年度、表彰式は中止。

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