未来型医療創造卓越大学院プログラム

2023年11月02日

セミナーニュース

12月6日(水) FM DTS融合セミナー 株式会社ヤクルト本社中央研究所 特別研究員 松本 敏先生「腸内フローラと健康 ~プロバイオティクスの可能性~」開催のお知らせ

本プログラムでは、FM DTS融合セミナーをオンラインセミナーとして開催いたします。(共催:東北大学病院臨床研究推進センターバイオデザイン部門、医工連携イノベーション推進事業)
プログラム生の授業として開講するものですが、公開セミナーとなっておりますので、どなたでも参加いただけます。
※お申し込み締め切りが、12月1日(金)となっております。お早めにご登録をお願いいたします。
※定員数に達した場合は参加をお断りすることがあります。

日時:2023年12月6日(水)18:00-19:00
会場:Zoomウェビナー
演題:腸内フローラと健康 ~プロバイオティクスの可能性~
講師:松本 敏先生(株式会社ヤクルト本社中央研究所 特別研究員)
定員:オンライン 450名

【お申込み方法】
下記の申し込みフォームより、12月1日(金)までにお申し込みください。開催までに参加URLをお送りします。
申込みフォーム:https://share.hsforms.com/1JvmwOwncQZKniD6g7CY-IQnj5ke

【略 歴】
1990年 ヤクルト本社入社、ヤクルト中央研究所 基礎研究二部配属
2008年 同研究所 基礎研究一部 免疫制御研究室 主任研究員
2010年 同研究所 基礎研究一部 腸管機能研究室長
2012年 同研究所 基礎研究一部 部長
2015年 同研究所 基盤研究所長
同年   順天堂大学医学部プロバイオティクス講座客員教授(兼任、 2018年退任)
2018年 ヤクルト本社 研究開発本部付 理事
2021年 同社 研究開発本部付 審議役
同年 同社 中央研究所 特別研究員 現在に至る

【講演概要】
株式会社ヤクルト本社中央研究所では、ヤクルトグループのコーポレートスローガンである「人も地球も健康に」の実現の為、予防医学、健腸長寿という考えを研究活動の原点とし、最先端の腸内細菌研究を基軸にプロバイオティクス研究・開発を実施されています。腸内フローラは、免疫機構の強化や感染症予防を通じて、心身の健康維持に寄与していることが明らかとなっています。腸内フローラが生み出す様々な代謝成分は宿主の生理機能に大きな影響を及ぼすことから、腸内フローラは、「体の中のもう一つの臓器」とも呼ばれるほどに重要視されています。近年、難治性疾患であるC.ディフィシル感染症や潰瘍性大腸炎への糞便移植が医療応用化され、腸内環境制御方法の開発研究は、未来に向けた予防医療に革命をもたらすことが期待されています。

松本先生は、株式会社ヤクルト本社中央研究所にて研究者として腸内細菌やプロバイオティクス研究を牽引されてこられました。今回のご講演では、ヤクルト製品の生理効果の最新知見や、先生ご自身の企業研究者としての軌跡を紐解きながらプロバイオティクスが未来の医療・ヘルスケアにもたらす可能性についてお話しいただきます。

【お問い合わせ先】
東北大学病院臨床研究推進センターバイオデザイン部門
TEL:022-274-3501
E-mail: takuetsu-asu*crieto.hosp.tohoku.ac.jp(*を@に変更してください)

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