11月7日(火)、今回で5回目となる未来型医療創造卓越大学院プログラム（プログラムコーディネーター：医学系研究科・中山啓子教授） ファシリテーター教員事例発表会を開催いたしました。プログラム生と出会い、自らもコーチングを学びながら、学生の目標達成を支援してきたファシリテーター教員が気づきと成果を共有する場として毎年開催しています。司会進行は、第1期ファシリテーター教員である歯学研究科 金髙弘恭教授です。

本プログラムでは、D（Data Science; データサイエンス）、T（Technology; 技術）、S（Society; 未来社会）の３コースを設置しており、学生は各コースから1名ずつ3名1組としたグループをつくり活動します。このグループには、ファシリテーター教員が任命され、所属研究科を超えて学生がお互いに切磋琢磨しながら、知のプロフェッショナルとして成長するための環境をサポートしています。月1回（1回2時間程度）程度のグループファシリテーションでは、学生に対して継続的に対話を行い、目標達成に向けて動機付けや励ましを行っています。

新任のファシリテーター教員は、以下のような研修を受けています。

◆集合研修
・内容：大学院生の指導に特化したコーチングの考え方と技術の習得（全4回コース）
・講師：企業エグゼクティブに対するコーチングと大学での教育の両方に実績のあるプロコーチ2名

◆3on1研修
・内容：指導者１名より新任教員3名程度が、集合研修の知識の復習、それぞれの課題に対してピアコーチングを受ける
・指導者：経験をつんだファシリテーター教員の有志指導者1〜2数名

ファシリテーター教員事例発表会では、今年度新任の第5期 ファシリテーター教員へコーチング技能研修受講証明書を授与しました。

《令和5年度 コーチング技能研修受講証明書授与》
文学研究科　　　小川 和孝 准教授
医学系研究科　　中井 琢 助教
歯学研究科　　　多田 浩之 講師
薬学研究科　　　有村 奈利子 准教授
生命科学研究科　菅野 明 准教授
医工学研究科　　荒川 元孝 准教授