未来型医療創造卓越大学院プログラム

2024年01月12日

ニュースレポート成果発表

東北大学ビジネスアイデアコンテスト2023にて最優秀賞を受賞

未来型医療創造卓越大学院プログラム生
教育学研究科総合教育科学専攻(博士2年)
髙橋 健人

【東北大学ビジネスアイディアコンテスト】
東北大学唯一の全学共通ピッチコンテストとして2018年2月の初開催以来、今年で7回目の開催となります。本コンテストでは、東北大学の誇る優れた学生による創造的なアイデアの実現を後押しするため、学生はプロジェクト推進資金のほか、多方面で支援を受けることができ、社会インパクトを与えるスタートアップの世界への第一歩を踏み出す機会を得られます。
過去入賞者からは実際に起業に至った学生起業家が多数輩出されており、国内でも屈指の学生ピッチコンテストとして成長しています。(参照:https://startup.tohoku.ac.jp/bizcon/)

◆チーム:perple
医学系研究科 D1 久保田隆文
教育学研究科 D2 髙橋健人
医学系研究科 D1 南理央
医学系研究科 D3 此松和俊
医学系研究科 D2 大瀬戸恒志

2023年12月16日に開催された東北大学ビジネスアイデアコンテスト2023において,最優秀賞を受賞しました。チーム名perpleで、発表タイトルは「最適な治療と支援を提供するてんかん個別化医療プラットフォーム」です。本プロジェクトは、遺伝や環境情報を用いて患者さん一人一人に合った治療や支援を実現しようとするものです。perpleは個別化(personalized)とてんかんと東北大学のカラーであるpurple(紫色)を掛け合わせた名称です。perpleは東北大学大学院生のメンバーのてんかん関連の専門医、てんかんを専門とする心理士、遺伝子の研究者、AIエンジニア、ヘルスケアビジネス分野での受賞経験者などで構成されており、多様な観点からてんかん診療を考えています。

今回のビジネスアイデアコンテストの準備に際しては、未来型医療創造卓越大学院プログラムで学んだ成果やネットワークを活かし、バイオデザイン的手法によるニーズ探索を行い、スタートアップを創業・経営している医師や様々なプロフェッショナルのメンタリングを受けながら、プロジェクトを進めてきました。本プログラムでの学びが今回の受賞に結びついたと考えています。このような名誉ある賞をいただけたのは、未来型医療創造卓越大学院プログラムの中山啓子教授をはじめ多くの先生方、関係者の皆様のご指導のおかげです。この場を借りて厚く御礼申し上げます。今後とも、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

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