未来型医療創造卓越大学院プログラム

2024年05月02日

イベントセミナーニュース

6月5日(水) FM DTS融合セミナー 鹿島建設株式会社 須田久美子先生「ゼネコン・ドボジョの働き方 ~メンター制度から導く組織改革~」開催のお知らせ

本プログラムでは、FM DTS融合セミナーをオンラインセミナーとして開催いたします。(共催:東北大学病院臨床研究推進センター バイオデザイン部門、医工連携イノベーション推進事業)
プログラム生の授業として開講するものですが、公開セミナーとなっておりますので、どなたでも参加いただけます。
※お申し込み締め切りが、2024年5月31日(金)となっております。お早めにご登録をお願いいたします。
※定員数に達した場合は参加をお断りすることがあります。

日時:2024年6月5日(水)18:00-19:00
会場:ハイブリッド開催(オンライン・星陵会館2階大会議室 50名)
演題:ゼネコン・ドボジョの働き方 ~メンター制度から導く組織改革~
講師:須田久美子先生(鹿島建設株式会社 土木管理本部土木企画部 人事・教育グループ 専任部長)
定員:オンライン 450名 / 会場 50名

【お申込み方法】
下記の申し込みフォームより、2024年5月31日(金)までにお申し込みください。開催までに参加URLをお送りします。
申込みフォーム:https://share.hsforms.com/1TXOh42PPQOqPXkW8mCxzlAnj5ke

【略 歴】
1982年鹿島建設株式会社に土木系総合職で入社。
23年間、コンクリートの耐震性や長寿命技術等の研究開発に携わり、2年間の設計部門を経て、念願叶って土木工事現場に異動。
約10年間、橋梁工事、トンネル工事を経験。現在は、土木部門の人材育成を担う。
研究開発成果を適用した土木工事現場の女性初現場管理職となった実績が認められ、日経ウーマンのウーマン・オブ・ザ・イヤー2009に選出。
また、土木技術者女性の会や建設産業女性定着支援ネットワーク等での活動実績が認められ、2022年には、内閣府男女共同参画局、経産省、厚労省、国交省が後援する技術同友会主催の第8回女性技術者育成功労賞を受賞。
女性の進出が極端に遅れている建設産業にて全ての女性が「働きがい」と「働きやすさ」を両立できる環境整備に重点を置いた活動を牽引し、より魅力ある建設産業の実現を目指している。

【概要】
建設産業では、女性の進出が極端に遅れており、長年女性技術者に対する労働環境問題や制度の未整備、ロールモデルとなる女性の不在等様々な要因により、女性の就業割合が低い状態が続いています。こうした中で女性が就業しやすい業界となることを目指し、職場や建設現場の環境改善に向けた取り組みが求められています。

須田先生は、男性社会といわれてきた建設産業で働く女性土木技術者(ドボジョ)のパイオニアとして、女性の目線を職場に生かし女性技術者の現場環境改善提案の場を創出したり、部署横断的な独自のメンター活動の試行から本格運用に発展させるなど、女性が働き続けられる環境づくりを推進されてきました。その結果鹿島建設での育児休業取得者復職率は男女ともに100%となり、女性だけではなく、誰もが働きやすい職場環境の創出につながり、慢性的な人手不足が懸念される土木建築業界の労働不足解消に期待がもたれます。さらには、社内のみならず建設産業女性定着支援ネットワーク幹事長として建設産業界全体の女性定着支援に尽力されています。 

今回のご講演では、実際に取り組まれてきた環境整備、相互に支え合うメンター制度の導入と組織の意識改革など様々な事例を踏まえ、女性に限らず、誰もが「働きがい」と「働きやすさ」を両立できる職場づくりについてお話しいただきます。

【お問い合わせ先】
東北大学病院臨床研究推進センターバイオデザイン部門
TEL:022-274-3501
E-mail: takuetsu-asu*crieto.hosp.tohoku.ac.jp(*を@に変更してください)

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