未来型医療創造卓越大学院プログラム

2026年01月30日

イベントニュースレポート

東北大学・名古屋大学・大阪大学・京都大学 生命系卓越大学院共創シンポジウム2025を開催しました(12/1-2)

2025年12月1日(月)~2日(火)に、東北大学・名古屋大学・大阪大学・京都大学が合同で『生命系卓越大学院共創シンポジウム2025』を開催いたしました。
昨年に引き続き、シンポジウムは学生主体で開催し、準備・運営も学生がメインで活躍しました。
以下、本プラグラム参加教員・学生の紹介とレポートを掲載いたします。

【会場】
京都大学 芝蘭会館
 https://www.med.kyoto-u.ac.jp/facilities/shiran/guidance/

【未来型医療創造卓越大学院プログラム 参加者】
《教員》
山内正憲教授

《学生》
1. 依田 叡樹 / 生命薬科学専攻 / M2 / オーガナイザー
2. 佐野 なな子 / 総合教育科学 / D1 / オーガナイザー
3. 伊藤 永貴 / 医科学専攻 / D1
4. 辻 一志 / 医工学専攻 / D1
5. 中川 茉莉 / 医学系研究科 / D4

【レポート】
依田 叡樹 / 生命薬科学専攻 / M2 / オーガナイザー
生命系卓越大学院共創シンポジウムにオーガナイザーとして参加し、シンポジウムの企画、運営に携わりました。体調不良もあり2日目のみの参加となりましたが、準備段階も含めて他大学の方々と有意義な交流ができました。
シンポジウムにおいて東北大学はワークショップの企画・運営を担当しました。京都大学の渡辺先生からご意見をいただき、ワークショップの要素として“研究成果の社会実装”を含めることとなりました。そこで今回のワークショップでは、すでに出版された論文の社会実装性を議論する形式にしました。論文の選択や簡単な説明資料の作成、当日の運営方法に関して佐野さんと協力しながら良い準備ができたと思います。
ワークショップ当日は運営に専念しながら発表を聞かせていただきました。セレクトした論文が少し難しかったかと心配していましたが、どのグループの発表も素晴らしく、有意義な議論ができていたようで良かったです。

佐野 なな子 / 総合教育科学 / D1 / オーガナイザー
この度,生命系卓越大学院シンポジウムに学生オーガナイザーとして参加する機会をいただきました。シンポジウムの開催を企画するという経験は初めてで,運営方法が大変勉強になりました。またポスター発表を通して,実験デザインの組み立て方や仮説の導き方に関する新たな学びも得ました。ワークショップでは,「断食による毛包再生の抑制」を報告した論文をもとに社会実装のアイディアを立案し,発表しました。臨床心理学を背景とする自分がどのようにチームに貢献できるかが問われました。最終的には,他のメンバーからでた羊毛のアイディアをもとに,ファスティングによる発毛抑制でダニ被害を予防する提案を行い,私はダニ被害による経済損失についてまとめました。私が論文の内容理解に苦労する中で,他のメンバーの方が分かりやすく説明してくださり,その点でも刺激を受けました。最優秀賞もいただき,この度の貴重な経験に感謝の気持ちでいっぱいです。

伊藤 永貴 / 医科学専攻 / D1
京都大学芝蘭会館で開催された「東北大学・名古屋大学・京都大学・大阪大学 生命系卓越大学院共創シンポジウム」に参加しました.本シンポジウムでは,1日目に学生によるフラッシュトークとポスター発表が行われ,異分野の大学院生との議論を通じて新しい視点を得るとともに,わかりやすく伝える力を磨く機会となりました.さらに1日目から2日目にかけて,近年報告された「断続的断食は毛髪再生を抑制する」「最大20色の発光タンパク質の開発」の研究成果を題材に社会実装を考えるワークショップが行われ,私のグループは前者を担当しました.各自の専門知識を活かして資料を作成し発表を行い,社会実装を思考する貴重な訓練となりました.他グループの斬新で論理的な発表からも強い刺激を受けました.多様な分野の大学院生と交流できたことが最大の収穫です.最後に,企画・運営いただいた先生方,オーガナイザーの皆様に心より感謝申し上げます.

辻 一志 / 医工学専攻 / D1
ポスター発表では私が普段接することの少ない医学的・神経学的知見の深い先生方や学生と議論することができ、私自身の研究の参考になる有益な助言を得ることができました。また、卓越大学院プログラムの他の活動での経験と結びつくような研究発表を拝見することもあり、複合的な観点から研究の議論をできたと感じました。ポスター発表の直前にはフラッシュトークプレゼンテーションという、1分間で自身の研究を発表する時間もあり、発表経験という観点や参加者全員の研究を知ることができたという点で貴重な機会でした。ワークショップでは異分野の学生同士で集まったからこそできる議論やアイデア出しができ、非常に楽しくかつ学びになる体験ができました。自分の班以外の学生のワークショップ発表も独創的な観点のアイデアで、魅力的なプレゼンテーションであったことが記憶に残りました。

中川 茉莉 / 医学系研究科 / D4
4大学生命系卓越大学院共創シンポジウムに参加し、ポスター発表ならびにワークショップに参加しました。ポスター発表では、自身の研究内容について他分野の学生から質問や意見を受け、研究の新たな視点や今後に向けた示唆が得られました。また、質問者として他分野の研究発表をお聞きし、異なる研究内容や考え方に触れ、幅広い研究を理解する有意義な機会となりました。
ワークショップでは、4大学の学生で混成チームを組み、提示されたテーマについて議論を行い、発表しました。専門分野が異なるメンバー同士での議論は容易ではありませんでしたが、それぞれの知識や強みを持ち寄りながらブレインストーミングを重ね、多角的な視点を取り入れた結論を導くことができました。その結果、優秀賞を受賞いたしました。
本シンポジウムを通じて、異分野・異大学の学生と協働する重要性や、研究成果を社会に還元することを見据える必要性を改めて認識いたしました。

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