未来型医療創造卓越大学院プログラム

2022年10月26日

ニュースレポート

合同メンタリング/株式会社ワークマン 専務取締役 土屋哲雄先生(8/22 レポート 小澤哲)

未来型医療創造卓越大学院プログラム生
医学系研究科医科学専攻(修士2年)
小澤 哲

 

名称:未来型医療創造卓越大学院プログラム 合同メンタリング
開催日程:2022年10月11日(金)17:00〜18:00
メンター:株式会社ワークマン 専務取締役 土屋哲雄先生

実施内容:
対面での実施にて、土屋哲雄先生、本プログラムコーディネーターの中山啓子先生、学生5名(うち1名はインターン生)が参加し、質疑応答を行なった。

目的:
キャンプウェアの販売でも注目を集めているWORKMAN Plus、女性の365日に寄り添う「カコクな365日(にちじょう)を、ステキに変える。」をコンセプトにしたワークマン女子など、1979年創業以来、高機能・低価格の作業服で職人の現場仕事を支えてきた株式会社ワークマンの経営の裏にある成功の秘訣から私たちの日々の活動に役立つヒントを得る。
所感: 質疑応答を経て、労働寿命を長くしたいという社会全体への熱い想い、ホワイトフランチャイズとして会社と加盟店が100年以上続く競争優位性を構築するという信念を伺うことができた。

特に印象的なキーワードとなったのが、声のする方に進化するという社是とエクセル経営である。

この社是はまさに株式会社ワークマンの成長を象徴するような言葉であった。ユーザーの声に耳を傾け柔軟に取り入れる。そしてユーザーをファン化してコミュニティを作りだすことで当初自分達では考え付かなかったプロダクトを世に発信していくスタイルは長く愛される企業になる上で重要であると感心した。

エクセル経営に関しては株式会社ワークマンでのデータ分析ができる社員の育成を進めてきた賜物であると感じた。確かに数字というものは客観的に示すことができる指標であり、そのリテラシーを組織全体で上げていくことは効率化において重要であると感じた。また凡人経営という言葉で象徴されるように、100年以上続く企業にするためには自律分散型組織を構築することが重要であるというお話も伺えた。

社員一人ひとりが自分の頭で考えて行動し、トライアンドエラーを繰り返していく、さらに、社員にとってストレスを感じないように強要やプレッシャーを与えない組織、環境づくりはもっと浸透していくべきだと感じた。私たちの日頃の活動やチームビルディングにも参考になるお話で、大変充実した時間を過ごすことができた。

今回貴重なご指導をいただきました株式会社ワークマン専務取締役土屋哲雄先生に深く感謝申し上げます。

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