未来型医療創造卓越大学院プログラム

2019年12月27日

レポート成果発表

Pan-Asian Committee on Treatment and Research in Multiple Sclerosis Conferenceに参加(11/12~11/15 学会参加レポート 松本裕貴)

未来型医療創造卓越大学院プログラム生
医学系研究科 神経内科学分野 (博士1年)
松本 勇貴

2019年11月12日から11月15日の4日間、Pan-Asian Committee on Treatment and Research in Multiple Sclerosis Conference(以下PACTRIMS)に参加してまいりました。

PACTRIMSはその名の通り、アジア・オセアニア地区の神経免疫治療や研究に従事する者にとっての貴重な意見交換の場であります。毎年、東北大学神経内科の多発性硬化症グループの先生方は参加しているのですが、私は今回が初めての参加となりました。4日間丸々、朝から晩までの講義は体力的にも非常にタフなものでしたが世界中の著名な先生方の講演、最新の治験や研究の情報を得ることができ非常に有意義なものでした。

また、私は日頃の研究成果の発表として、当院の神経放射線科の先生と共同で行った抗MOG抗体陽性患者のMRI画像解析の結果を発表してきました。いくつかの質問や討論を海外の先生方と行うことができ、自分の研究の方向性が間違ったものではないことを改めて確認することができました。迅速に論文にするとともに次なる研究に取り掛かりたいと考えています。

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