未来型医療創造卓越大学院プログラム

2020年03月13日

レポート成果発表

Asia Pacific Drosophila Research Conferenceに参加(1/6~1/10 学会参加レポート 平松駿)

未来型医療創造卓越大学院プログラム生
生命科学研究科 脳生命統御科学専攻 (修士1年)
平松 駿

2020年1月6日から10日の5日間インドのプネーで行われた、Asia Pacific Drosophila Research Conference (以下APDRC)に参加し、ポスター発表をしてきました。

APDRCは、Drosophila (ショウジョウバエ)をモデルとした研究を行う研究者が集まる学会です。今回は私の専攻する神経科学の研究も多く、他の研究者の関心や動向を知るいい機会になりました。
ポスターセッションの時間には、海外の研究者とディスカッションをすることで自分の研究に係る情報交換もでき、有意義な一週間となりました。

私は、学習行動に重要な脳内の各種細胞内でドーパミン受容体を可視化し、ドーパミン回路の受容がどこで起こっているのかを観察した成果を発表してきました。
私の使った内在性タンパク質の可視化の技術については、今年論文として発表しました。(Kondo, Takahashi, Hiramatsu et al., 2020: https://doi.org/10.1016/j.celrep.2019.12.018)
今回は他の研究者からもツールに関する質問も多くあり、関心の高さがうかがえるとともに、自分の研究をさらに進めるモチベーションとなりました。

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