未来型医療創造卓越大学院プログラム

2022年01月06日

ニュースレポート

株式会社メディカロイド訪問レポート(12/3 佐々木亮太)

未来型医療創造卓越大学院プログラム生
医工学研究科 医工学専攻 (修士2年)
佐々木 亮太

12月3日、兵庫県神戸市に本社を構える株式会社メディカロイドを訪問して参りました。今回の訪問では、最新の手術支援システム「hinotori」の開発までのプロセスや製品の概要につけて説明を受けると共に、実機を体験する機会をいただきました。

【hinotoriを体験して】
 実際にhinotoriを操作してみて、その使いやすさに驚きました。手術ロボットの操作は初めてでしたが、まるで自分の手先を動かしているかのように直観的に操作ができました。また、術者が長時間操作しても疲れないよう、人間工学に基づいたコックピット各所の工夫についてお聞きし、感銘を受けました。

【視察を通しての学び】
オープンイノベーションによるスピード感
 今回体験させていただいたhinotoriは、約5年で市場投入できたといいます。その背景についてお聞きしたところ、協業した2社が“一方の弱みを他方の強みでカバーして製品化までのスピードを上げた”という点が印象に残り、医工学の研究に携わる身として学びとなりました。

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