未来型医療創造卓越大学院プログラム

2022年09月14日

イベントニュースレポート

8月5日(金) 夏祭り ~未来型医療創造卓越大学院プログラム 成果発表会~を開催いたしました

8月5日(金)に、『夏祭り ~未来型医療創造卓越大学院プログラム 成果発表会~』を開催いたしました。(非公開:参加は関係者のみ)

この発表会は、夏と冬の年2回開催し日頃の研究の成果などを発表します。
コロナ感染症対策を徹底して行い、対面での開催となりました。また、より多くのプログラム生が参加できるように、オンライン配信も同時に行いました。

開催日時:2022年8月5日(金) 13:00~
会場:星陵オーディトリアム講堂+Zoomミーティング

司会:川口 くらら、小澤 哲
タイムキーパー:関森 智紀、平出 恭我
配信補助:三島祐悟
受付:穴澤 ゆず、佐々木 亮太

発表会では、お二人の先生にご講演いただきました。

【ご講演1】
「プラズマ×〇〇〇〇=SDGs未来社会」
金子俊郎先生(東北大学人工知能エレクトロニクス卓越大学院プログラム プログラムコーディネーター)

【ご講演2】
「小鳥が伝えること」
安部健太郎先生(生命科学研究科脳生命統御科学専攻)

また、プログラム1期生~4期生を1グループ6~7名程度でグループ分けし、ご講演いただいた内容に沿ったテーマを2つ用意。当日までに十分な討論ができるよう、テーマは事前に発表。
発表会当日は、2つのご講演をヒントに限られた時間内で討論内容をまとめ、各グループ代表者が発表しました。(発表スタイルは各グループに一任)
最後に、参加者全員の投票により、『最もユニークな視点からの考察』『最も惹きつけられるプレゼンテーション』『総合的に最も優れた発表』の三部門の受賞グループを発表しました。
以下、受賞グループのレポートを掲載します。

【討論テーマ】
※以下の2つの中から1つを選び各グループ討論を行いました。
①機動戦士ガンダムとエヴァンゲリオン初号機、どちらが SDGs 達成に役に立つか。
②動物の中でヒトだけが固有にもつ能力は何か。なぜそれが可能になったのか。

【受賞グループ】
◆最もユニークな視点からの考察 受賞
 『討論テーマ:機動戦士ガンダムとエヴァンゲリオン初号機、どちらが SDGs 達成に役に立つか』

Dチーム
大谷 栄毅(1期生)、平山 英幸(2期生)、小澤 哲(3期生)、穴澤 ゆず(3期生)、飯塚 稜(4期生)、野本 達也(4期生)

1期生 大谷栄毅
今回の夏祭りでは最もユニークな賞を頂くことができました。
私は当日参加することができませんでしたが、事前のグループディスカッションの際にはオンラインではありながらも、それぞれが活発に意見を出し合い、当日に向けて個性的なアイディアを考えることができました。仮想のテーマに沿った議論とはなりましたが、改めてSDGsについて考える良い機会となりました。

2期生 平山英幸
最もユニークな視点からの考察に選出いただきありがとうございます。我々のチームでは発表をしていただいた小澤さんを中心に事前にWeb会議を行い、情報収集や方向性の決定をしてから当日に臨みました。当日の講演が発表テーマに関わるものであったため、グループワークの時間にその情報も踏まえて考えることができたのは、これまでとは違った形で面白かったです。また、SDGsの達成に何が必要かについて改めて向き合う時間とすることができました。

3期性 穴澤ゆず
今回のワークショップでは、事前に話し合いをしたことで、いろいろな視点からの考察ができたことが良かった点かと思います。小澤さんが中心となって、事前の話し合いのセッティングや発表スライドの作成をしてくださり、とても感謝しています。その他のメンバーの方々も、情報収集や意見の取りまとめを行ってくださり、良い雰囲気で議論を進められ、楽しい交流の機会になりました。

3期生 小澤哲
今回のワークショップのテーマはかなり面白いもので、創造力を駆り立てられました。個性的でユニークな発表を目指していたのでユニーク賞を受賞することができて大変嬉しく感じます。事前の討論でのアイデア出し、当日の講演を聞いてからのグループワークでの活発な意見交換が功を奏したと思います。楽しみ、仲を深めながらもSDGsについて考えることができ、いい機会となりました。

4期生 飯塚 稜
今回、他のチームの発表から、自分とは違う考え方に触れることができて新鮮でした。また、プレゼンの準備の仕方や演出の仕方もチームにより様々で、多様な発表方法からより良い発表がどんなものかを知ることができました。ところで、我々のチームが受賞した理由としては、小澤さんや穴澤さんを筆頭に事前準備が十分にできたことが考えられます。チーム内でのグループ討論や準備の過程で、
チームの人達の考え方や、プレゼン資料作成の進め方の違いの一端を知ることができた気がします。

4期生 野本達也
今回のグループ討論の発表では様々な視点から考察がなされていて、聞いているだけでも楽しめました。グループディスカッションでは先輩方が中心に話を進めてくださり、とても頼もしかったです。さらに、視点のユニークさの点で評価されたことはとても喜ばしく思いました。

◆最も惹きつけられるプレゼンテーション、総合的に最も優れた発表 2部門受賞
『討論テーマ:動物の中でヒトだけが固有にもつ能力は何か。なぜそれが可能になったのか』

Jチーム
徳増 平(1期生)、田所 大典(1期生)、高橋 健吾(2期生)、山本 理雄(2期生)、楊 子嬰(3期生)、柳田 翔平(4期生)

1期生 徳増平
本卓越夏祭り2022において、我々J班は3部門中2部門で優勝することができた。これは偏にチームメンバー全員の協力及び、年999円もするマティスEBフォントのおかげである。

今回の発表については、事前にテーマ候補が2つ挙げられ、どちらの案を取るか事前に協議する時間が与えられていた。我々も事前に民主的な方法として多数決を取り、どちらのテーマにするか決めることができた。結果としては「人間の他の動物にない特徴と、それを獲得した理由」という大変興味深く、我々人類とはなんぞやという究極的根本的問いに対する回答と言うべきものになった。我々はこのテーマに対し、自身の考えを述べ、その中でどれが良いかについても話し合うことができた。結果として、今回は「宗教、神の創造」という題について考察することになった。
発表内容については、以下スライドを見ていただきたい。
今回の発表でこだわった点は、もう一つのテーマ候補である「エヴァンゲリオン」の利用についてである。エヴァンゲリオンはその作中で神についての考察がなされており、今回選んだお題である「宗教、神の創造」とうまく適合させることが出来る。本イベントでは現地参加者が私のみであったため、独断ではあるが、スライド制作や発表は全て私が行った。そうした中で、私は上述したマティスEBフォントを用いたり、エヴァンゲリオンのテーマソングを流したり、スライド構成をエヴァンゲリオンタイトル風にすることで、エヴァンゲリオンの要素を取り入れることに成功した。この結果、我々の発表は、挙げられた2つのテーマ双方を盛り込んだ、独自性の高いものになり、栄えある2部門優勝という栄誉を賜ることができた。
 発表スライド→2022_J班発表


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