2025年02月13日
未来型医療創造卓越大学院プログラム生
医工学研究科医工学専攻(博士1年)
柳田 翔平
【参考】
https://ieee-nanomed.org/2024/
2024年12月2日から5日にかけてハワイのホノルルで開催されたThe 17th IEEE International Conference on Nano/Molecular Medicine & Engineering (IEEE-NANOMED 2024)に参加しました。これまでに何度か国際学会に参加してきましたが、すべて日本国内で開催された学会でした。そのため、今回が初めての海外での学会参加となりました。
IEEE-NANOMED 2024への参加にあたって、事前に4ページの論文を提出した後、査読を受けました。ありがたいことにBest Paper Award Finalistに選出され、学会当日はBest Paper Sessionにて「Evaluation of Effects of Cyclic Hypoxia on Vascular Permeability Using Microfluidic Device」と題した口頭発表を行いました。発表内容に関して、海外の研究者からフィードバックをいただき、今後の研究の発展につながるヒントを得ることができました。
また、学会期間中には、良い発表の仕方を間近で見て学ぶことができました。特に、専門用語をなるべく少なくしてわかりやすく話す姿勢やジェスチャーの仕方に関して参考になる発表が多かったです。同時に、自分も同様の優れた発表ができるように、より余裕を持って楽しく発表できるようになりたいと強く思いました。
さらに、IEEE-NANOMED 2024には所属研究室から単独で参加したこともあり、同じ日本からの参加者のみならず、積極的に海外の方々とコミュニケーションをとることを心がけました。結果として、香港やチリの大学の先生、ハワイの大学院生と名刺交換や研究談義をするなどして交流を深めることができました。また、海外で学会発表を行うことができる機会があれば積極的に参加したいと考えています。
今回の学会参加に際して、科学研究費助成事業(JP19H04435, JP23H03720, JP23K28409)および未来型医療創造卓越大学院プログラムの学生支援による助成を受けました。この場をお借りして感謝申し上げます。