2025年07月15日
未来型医療創造卓越大学院プログラム生
医学系研究科医科学専攻(博士2年)
稲森 瑠星
024年11月9日、京都リサーチパークバズホールにて開催された第2回人工知能最先端技術講演会の中で「第5回とめ研究所若手研究者懸賞論文」受賞式が執り行われました。
この賞は、人工知能に関する内容で分野を問わず研究をしている大学院博士前期課程又は後期課程在籍の学生を対象に選考されます。
今年は、最優秀賞として論文1編、優秀賞として論文2編を選定され、その中で私は優秀賞を受賞いたしました。
私の修士論文の研究である「医用画像を用いた深層学習Data AugmentationにおけるSuperMixの有効性の検証」というテーマで受賞いたしました。
AIにおけるデータ量不足の問題は、医用画像では顕著な問題となります。個人情報・プライバシーの問題から確保出来るデータ数には限りがあるため、どのように解決するかは需要なテーマであり、医学的な観点に基づき解決しようと果敢に挑戦している点が評価されたと思っております。今回の受賞を励みにより一層研究に邁進してまいります。
このような大変名誉ある賞をいただき、審査員長を務めていただいた株式会社とめ研究所取締役副社長坂本 仁様をはじめ、選考に関わった方々に深く感謝申し上げます。
また本研究において、日頃より丁寧なご指導、ご助言、ご鞭撻を賜るとともに、貴重なご意見や事務的サポートをいただきました東北大学大学院医学系研究科画像診断学分野の先生や、学生の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。また、経済的なサポートに加え、貴重な学びの場や成長の機会を提供いただいております、中山啓子先生をはじめとした未来型医療創造卓越大学院プログラムの関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
恵まれた環境に感謝し、今後も精進したいと思います。
第5回とめ研究所若手研究者懸賞論文
https://www.tome.jp/business/kenshouronbun_kako.html