未来型医療創造卓越大学院プログラム

2019年10月10日

レポート成果発表

2nd Tohoku University–Sichuan University Pharmaceutical Sciences Collaboration Symposiumに参加(9/24~9/25 学会参加レポート 一戸 倫)

未来型医療創造卓越大学院プログラム生
薬学研究科 生命薬科学分野 (修士1年)
一戸 倫

私はこの度、薬学研究科・中国四川大学合同シンポジウムに学生発表枠で参加し、自分の研究成果を発表・議論させていただきました。

私の研究テーマは、『酸化チタンナノ粒子を応用した抗アレルギー基材の開発』です。酸化チタンナノ粒子はその優れた物性から、古くから日焼け止めや化粧品として皮膚への適用が盛んな化合物です。酸化チタンナノ粒子のアレルゲン吸着能力には目を見張るものがあり、これがアレルゲン誘発性の皮膚アレルギーの予防・増悪化防止に役立つのではないかと考え、研究を進めています。

四川大学の教授陣および学生は非常に研究熱心かつ優秀であり、私と同じ学年で複数の論文執筆経験のある学生もいました。また、私の研究に興味を持ってくださった方とは、言語の壁を感じさせない、充実した議論をすることができました。

彼らの研究姿勢を見習って、これからも研究活動に邁進したいと思います。

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