2020年07月20日
6月26日(金)14:00-19:00から「COVID-19 とは何か?」と題してオンラインセミナーを開催致しました。
このセミナーは、東北大学 知のフォーラム と東北大学卓越大学院プログラムが共催する「ニューノーマルを創る ~コロナ新時代を拓く東北大学卓越大学院セミナーシリーズ〜 の第一回目のセミナーで、私たち未来型医療創造卓越大学院プログラムが主体となって企画しました。
大野英男東北大学総長より開会の挨拶として、COVID-19感染蔓延を経て東北大学が取り組み新しい試みと、3つの東北大学卓越大学院プログラムのご紹介をいただきました。
その後、以下の7名の先生よりCOVID-19についてお話を伺いました。
・押谷 仁 (東北大学大学院 医学系研究科 教授)
いまや、日本国民誰もが知っている「三密」という言葉が、どのように生まれたのかというお話から、初めての経験する臨床現場での対応、新型コロナウイルスそのものの特徴、さらにヒトに感染した時の病態の理解のためのモデル動物の開発、そしてワクチン、治療薬の開発にあたって何が問題となるのかなど、疫学から基礎医学、臨床医学まで多岐にわたるお話は、大変興味深いものでした。多くの質問がチャットで寄せられたのですが、十分に質疑応答の時間が取れませんでした。
我が国の新型コロナウイルス感染症患者の拡大を抑制に尽力されている先生方のお話から、セミナーのタイトルのとおり、COVID-19の実像を垣間見ることができました。
このセミナーシリーズは、以下に示す東北大学の卓越大学院プログラムが主催しています。
未来型医療創造卓越大学院プログラム
人工知能エレクトロニクス卓越大学院プログラム
変動地球共生学卓越大学院プログラム
東北大学 研究推進・支援機構知の創出センター