未来型医療創造卓越大学院プログラム

2021年02月26日

セミナーレポート成果発表

学生企画セミナー 「卓越生×宮武茉子さん合同サロン」 講演会(1/18 セミナーレポート 髙橋 健吾)

未来型医療創造卓越大学院プログラム生
医学系研究科 保健学専攻 (修士1年)
髙橋 健吾

1月18日(月)18:00-19:30、卓越大学院の学生有志により、東京大学大学院で研究を行う宮武茉子さんとのサロンをZoomにて行いました。宮武さんは卓越大学院のプロジェクトとして活動しているフェイスガード製作プロジェクト「PROTECT」のメンバーとして、高度な3Dプリンター技術を活かして技術提供や製作に携わりました。その傍ら、工学×料理というテーマで研究をしており、様々なプロジェクトも立ち上げ多くの方を魅了しておられます。

今回のサロンでは、宮武さんのこれまでのご経験や様々な取り組みに対するマインドセットをお話し頂くことができました。特に印象に残ったのは「異分野に関わることの重要性」と「自分が本当にやりたいことは何か」についてです。

宮武さんはハッカソン参加やベンチャー企業入社など、様々な環境に身を置くことでプログラミングスキルや回路設計のスキルを学び、そのスキルや強い探究心を活かして“ものづくり”の世界へ惹かれていったそうです。「自分がしたいと思ったら思い切ってやってみる、それが自分の領域でなかったとしても飛び込んでみることで自分のスキルを必要としてくれる人がきっといる」と、異分野に積極的にチャレンジすることの大切さを話してくれました。

また、趣味の料理を活かし且つチームリーダーとしてご活躍された「料理×ロボット」のプロジェクトでは、発足〜SXSW(米国で行われる最先端テクノロジーの祭典)への出展までの流れを話してくれました。自分がやりたいことと周りが求めるもののギャップにより、一時はモチベーションが下がりチームもばらばらになってしまったそうです。しかし、チーム内で「自分たちが本当にしたかったことは何なのか」原点に立ち返り、“#目標バズル”という旗の下チームを再度まとめ上げ、プロジェクトを成功させました。自分たちがやりたかった事や楽しむことを決して忘れない精神は、チームをまとめ上げたり新しい価値観を提供することに大切なマインドであると感じました。

宮武さん、ご多忙の中にも関わらず我々からのお願いを快諾くださり誠にありがとうございました。今後一層のご活躍を祈念しております。

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