未来型医療創造卓越大学院プログラム

2019年10月10日

イベントレポート

9月24日~25日 2nd Tohoku University–Sichuan University Pharmaceutical Sciences Collaboration Symposium を開催致しました

9月24日~25日 2nd Tohoku University–Sichuan University Pharmaceutical Sciences Collaboration Symposium が開催されました。
開催されたシンポジウムは未来型医療創造卓越大学院の共催として行われました。

以下、東北大学薬学研究科 平澤典保先生より当日の報告をいただきました。
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 四川大学華西薬学院(中国)との部局間協定により、2019年5月に成都市(中国)において第1回合同シンポジウムを開催したことに続き、9月24, 25日に四川大学から華西薬学院長を含む教員6名、大学院生・学部生8名を迎え、第2回合同シンポジウム(2nd Tohoku University-Sichuan University Pharmaceutical Sciences Collaboration Symposium)を薬学研究科で開催した。本シンポジウムは未来型医療創造卓越大学院の共催として行われた。
 四川大学からは主として有機化学、製剤学、創薬に関する研究テーマの発表が、東北大学からはこれらに加えて、分析化学、生化学、免疫学等の多様な領域から8名の教員から研究発表がなされ、今後の化合物を中心とした共同研究への進展を意図した活気のある議論がなされた。
今回は新たに学生セッションを設け、学生間の交流も図られた。四川大学からの8名に加え、東北大学薬学研究科の大学院生・学部生9名がそれぞれの研究内容について、大学院生は15分間、学部生は7分間の口頭発表をし、活発な議論がなされた。未来型医療創造卓越大学院のプログラム生である一戸倫(M1)も発表し、用いている実験モデルについて深く、有意義な議論がなされた。四川大学からの学生はシンポジウム後も、学部生は3日、大学院生は1週間、薬学研究科の各研究室に別れて滞在し、研究に取り組み、新たな手技を学ぶとともに、日本の研究室での同世代の学生と生活をともにして交流を深めた。
本シンポジウムをきっかけに、2大学間の共同研究が推進されることが期待され、今後も、合同シンポジウムを毎年開催していく予定である。



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